株式会社東急エージェンシー 「ビックデータの購買･行動分析ツール」
ビッグデータ戦略に不可欠なデータ分析力を
プラットフォームとして提供する
2018.09.26 / ビッグデータ
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本格的なビッグデータ時代の幕開け
スマホの登場と浸透、そしてセンシングテクノロジーの進化により膨大な量のデータが収集可能になり、米国のIT専門調査会社IDCによれば、2020年には40ゼタ(1ゼタは1兆の10億倍)バイトになると予測されております。これに加え、AIの進化により膨大な量のデータの分析技術が飛躍的に向上したことから、本格的なビッグデータ時代の到来と言われています。ビッグデータを有効活用することにより、新たな知見や価値を生み出せるようになることからビッグデータへの注目が高まり、総務省はビッグデータ活用による国内の経済効果を年間7兆7700億円と試算しています。
新しい視点、新しい切り口で、これまでにない価値を
ビッグデータを有効活用した事例として某自動車メーカーなど4社による配車支援システムがあります。この「配車支援システム」では、タクシー運行実績に、スマートフォンの位置情報ビッグデータ※1を利用して生成する人口動態予測やイベントなどの情報を掛け合わせて予測したタクシー需要を配信するのですが、東京都内で試験導入を開始した結果、このタクシー需要予測技術の精度を東京都内で検証した結果、正解率94.1％という高い精度を実現できたとのことです。これにより、需要が大きいものの空車タクシーが少ない場所に車両を集めることができ、お客様の待ち時間を減らせるだけでなく、車両の最適な配置によってタクシーの乗車率を向上することも可能になります。加えて、営業成績の良いドライバーの知見に基づいた「お客様を見つけやすい走行ルート」のデータを、ドライバーはタブレット上で受け取ることができるようになりました。
ビッグデータ戦略に不可欠なデータ分析力
ビッグデータを有効活用するためには膨大な量のデータを収集するだけではなく、その膨大なデータを分析して、そこから有益なビジネス情報や洞察を発見することが求められます。効果的なデータ分析ができないと、せっかく収集した膨大な量のデータも宝の持ち腐れとなってしまいます。しかし、データ分析には高い専門知識が必要であり、データ分析のプロフェッショナルでありデータサイエンティスト職は現在、求人市場でも引く手あまたであり、人材の確保が困難であります。
専門知識なしでビッグデータから見込み顧客を発見する分析ツール
株式会社東急エージェンシー(本社：東京都港区代表取締役社長執行役員：澁谷尚幸)の「Target Finder®」（ターゲット・ファインダー）では、購買履歴などの行動を把握できるデータをもとに、従来とは異なる分析手法「PLSA」を用いて行動パターン、買物パターン等で「人とモノ」など2軸で同時にクラスタリングし、受け入れやすい商品やサービスを自動検出することにより、各種マーケティング施策の効果を最大化する分析ツールです。このTarget Finder®を利用することにより、専門知識不要で
・興味関心がある商品カテゴリーの組み合わせ
・よく買う商品カテゴリー
・現時点では未購入だが、今後買いそうな商品カテゴリー
・見込み顧客の自動検出
などの分析が可能になり、それにより、【見込顧客に向けた販促】【商品開発】【売場レイアウト開発】【テナントリーシング】等の施策へ活用が容易になります。
ビッグデータ分析をプラットフォームとして提供する
そして、さらに、東急エージェンシーとJIG-SAWが共同サービス開発したのが「Target Finder® SaaS」です。｢Target Finder® SaaS｣は、｢Target Finder®｣とJIG-SAWの自動監視サービス｢puzzle｣を連動させたSaaS型の分析クラウドサービスです。これにより分析環境の準備やシステム部門との調整が不要になります。さらにお客様のニーズに合わせ小規模から大規模データまで柔軟な分析環境をご提供することが可能となります。
＜「Target Finder®」とは＞
「Target Finder®」は、は国立研究開発法人 産業技術総合研究所が開発した「APOSTOOL」を基に開発され東急エージェンシーが販売している購買・行動分析ツールです。「誰が」「何を」「どれくらい」を示すすべてのビッグデータのクラスタリングが簡単に可能で、ID-POSだけでなく、WEBログや位置情報等の分析にもご利用いただいています。
「人とモノ」「人と閲覧ページ」など、2軸で同時にクラスタリングし、受け入れやすい商品やサービスを自動検出することにより、各種マーケティング施策の効果を最大化する分析ツールです。同時に当該商品・サービスの見込顧客も自動検出しますので、販売促進の精度向上に活用いただいています。
製品URL: https://www.targetingnext.com/
