NEWS

SERVICE&PROJECT
2019.06.14

自動操縦分野における取り組みについて公表 “Auto-drive Synchronized Control System” for Compaction Equipment 〜アジアシェアトップのロードローラメーカー、酒井重工業と業界標準機開発プロジェクト契約合意〜

 JIG-SAW株式会社(以下「JIG-SAW」)は、ロードローラシェアトップ(国内・アジア地域)の酒井重工業株式会社(以下「酒井重工業」)と、土木工事において最重要プロセスの一つである締固め工程で用いられる締固め機械に関する自律・協調制御並びにこれらの自動操縦等の機能を実用搭載する業界標準機「Auto-Drive Synchronized Control System(略称 ASCS)for Compaction Equipment 」の共同開発に関する合意を公表いたしました。

当社開示情報
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3914/tdnet/1720999/00.pdf

 両社は2015年より酒井重工業の建機(ロードローラ)とJIG-SAWが開発する自律走行・操縦ソフトウェアの連携稼働と実用化・製品化を目指して取り組んでまいりましたが、研究開発及びテスト等のプロセスを経て、この2019年内に実際の走行・稼働を実現場で実証することが可能なレベルとなりました。そこで、今後は業界標準機を開発するという位置づけを明確にし、より広い範囲で関連業界各社と連携する段階に入りました。


 そこで、両社の共同開発を2019年6月13日より自動操縦プロジェクト「AutoDrive Synchronized Control System(ASCS) 」の一環として、締固め機械向けに「Auto-Drive Synchronized Control System(ASCS)for Compaction Equipment 」とし、正式な共同開発プロジェクトとする覚書調印をいたしました。
 これにより、他の締固め機械および他の建機類との協調制御機能についての開発も開始し、より実用化に近づけていくことになります。
 また、本プロジェクトは今後より広範囲での共同体としての展開となります。

【JIG-SAW株式会社について】
・IoTデータコントロールサービス
・独自アルゴリズムによる全自動IoT・クラウドデータ制御・センサーコネクトサービス
・最先端チップ、モジュール開発及び各種通信制御、次世代リアルタイムOSの研究開発
※最適自動制御・運用技術「オペレーションテクノロジー(OT)」をベースにした全産業の自動化、分散化、シェアリング化のためのA&Aサービスを展開。
※OS技術を軸としたソフトウェア技術と組み込み、超高速通信、信号制御を軸にしたハードウェア技術を保有及び基盤技術の再生医療分野等への応用。

■会社概要
会 社 名: JIG-SAW株式会社 https://www.jig-saw.com/
証券コード:3914
所 在 地: 東京本社/東京都千代田区大手町1丁目9番2号-18F
     US/San Francisco, Santa Monica, San Jose, CA/Toronto
代 表 者: 代表取締役 山川 真考
設 立: 2001年11月